仕事ができるITエンジニアになって、他のエンジニアとの差別化を図りたいと思っているITエンジニアは少なくないでしょう。
ITエンジニアに必要なスキルは、テクニカルスキルと呼ばれる技術力なのは当然なのですが、ある程度の経験を積んだITエンジニアであれば、一様に持ち合わせているものですので、テクニカルスキルでITエンジニアの差はつきにくいものです。
しかし、ITエンジニアにとって必要なもう1つのスキルであるヒューマンスキルは、見過ごされがちですが、エンジニアによってそのスキルに大きな差があります。
つまり、ヒューマンスキルの習得こそが、他のITエンジニアとの差別化にとって重要なポイントになるのです。
ヒューマンスキルには、ネゴシエーション、ヒアリング、リーダーシップ、プレゼンテーション、コーチング、コミュニケーション、ファシリテーションといった能力があります。
ネゴシエーションは、交渉や折衝をスムーズに行うスキルです。
ヒアリングは、相手の話を理解するスキルです。
リーダーシップは、組織のみんなを指導や統率するスキルです。
プレゼンテーションは、自分の考えや意見を的確に他の人に伝えるスキルです。
コーチングは、個人やチームのメンバーの能力を最大限に発揮できるよう人材育成するスキルです。
コミュニケーションは、仕事の関係者とスムーズに意思疎通をするスキルです。
ファシリテーションは、会議やミーティングでスムーズな進行を促せるスキルです。
どのスキルも、プロジェクトリーダーやマネージャーなど人を管理する立場になった際に、確実に必要となるスキルで、人によって向き不向きもありますし、一朝一夕に身につくスキルではありません。
日頃から、意識して多くのヒューマンスキルを習得できるように心がける向上心も必要となります。
また、併せてこちらの【出来るエンジニアを目指してfrom大阪】に載っている情報も参考にすると、仕事ができるITエンジニアへさらに一歩近づくことができるでしょう。